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DJI AGRAS T25P徹底紹介|T25との違い・スペック・補助金活用まで解説

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農業ドローンの新機種が出たけど、T25と何が違うの?」と気になっている農業従事者・ドローン事業者の方も多いのではないでしょうか。

2026年に登場したDJI AGRAS T25Pは、農業用ドローンの人気モデルT25の後継機です。

散布精度・安全センサー・飛行制御システムのすべてにおいて大幅なアップグレードが施されており、農業現場での実用性がさらに高まった注目の機体です。

この記事では、DJI認定講師への取材をもとに、T25Pの主なスペック・T25からの変更点3つ・補助金の活用方法・運用時の注意点までを詳しく解説します。

スペック比較

期待の新型「T25P」は、持ち運びやすさを維持しつつ、中身が大幅に強化されています。

進化した「流剤散布装置」と「散布性能」

T25Pの最も大きな変更点の一つが、流剤散布装置(粒剤散布)の構造です。

  • オーガシステムの採用
    新たに「ねじ込み型」で押し出すオーガシステムが搭載されました 。
  • 散布の均一化
    旧モデルで発生しがちだった「散布ムラ」が大幅に軽減されています。
  • 対応径の拡大
    押し出す力が向上したことで、散布できる粒の大きさが「0.5mm〜5mm」から「0.5mm〜10mm」へと拡大しました 。
  • アドマイザーの標準装備
    除草剤散布なども問題なく行える性能を備えています 。

安全性能の飛躍的向上

農業ドローンの事故で最も多いのは「人為的なミス」や「障害物への接触」です。

T25Pはこのリスクを最小限に抑えるための最新センサーを搭載しています。

  • 3眼ビジョンシステム
    従来の2眼から3眼(三眼ビジョン)へと進化しました 。
  • 検知距離の倍増
    障害物の検知可能距離が、従来の30mから最大60mへと約2倍に伸びています 。
  • アビオニクスシステムの強化
    センサーを制御するパーツの処理能力が、従来比で約10倍に向上しました 。
  • 自動飛行の安定化
    処理速度が上がったことで、自動飛行中の障害物検知と回避がより素早く、安全に行えるようになっています 。

運用上の注意点

コンパクトとはいえ、農業機としての重量感には注意が必要です。

  • 実運用の重さ
    バッテリーを積んだ状態での実測値は約37kgに達することもあり、一人で軽トラに積み込む作業は相当な重労働となります。
  • 推奨資格
    農業機を安全に運用するためには、少なくとも国家資格2等(基本飛行)程度の技能を取得しておくことが推奨されています 。

価格と導入を助ける「補助金・優遇制度」

T25Pの価格は、国産の高級車(アルファード等)に近い水準と言われるほど高価です 。

そのため、多くのユーザーが補助金を活用して導入しています。

  • 農水省・経産省系の補助金
    国が実施している各種補助金の活用が推奨されます 。
  • 自治体独自の補助金
    県や市町村単位で実施されている補助金も存在します 。
  • 「みどり認定」による優遇

まとめ

DJI AGRAS T25Pは、10倍の処理能力を持つシステムと3眼ビジョンにより、これまでにない安全性を手に入れました。

高価な機体ではありますが、補助金や「みどり認定」を賢く活用することで、最新のスマート農業をより身近なものにできるでしょう。

監修者紹介

谷 勝彦

・ドローン塾 埼玉校代表
・一等無人航空機操縦士
・国家資格修了審査員
・Youtubeチャンネル登録者数
     (登録者数1.14万人)

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